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2008年 11月 08日
●王叔明(王蒙)の石法 此の披麻皴は解索皴を帯びる也。 黄鶴山樵(王叔明)独り之を描く。 山樵は松雪(趙子昴)の甥為り。 画は松雪の跡を追うが、而して石は出藍の誉れ有り。 ●二米の石法 此れは米点、而して微かに芝麻皴をまじえる也。 米父子は高山の茂林中に、時に之を置く。 層層(何層にも)と点で染め、以ってけむり潤うを主と為す。石法に稜角を露にせずと雖も、然しその框廓(輪郭)の手の下る処(起筆部)を視れば、実に披麻皴也。 創作の励みにしています。ランキングクリックお願いします。
by hiro-ikegami
| 2008-11-08 21:59
| 芥子園画伝
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