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2009年 02月 14日
いつもお世話になっている“彩雲堂”。 日本画画材の専門店。 染料に強いお店です。 本格的な昔ながらの“みせ”構えの町家で、知っとるもんでないと入りにくい、そんなお店です。 寺町通りの鳩居堂さんの脇を抜けていったとこにあります。 お店まで、なかなか行けなくなってしまったので、水干をセットにしてもらって注文しました。 以下、注文の様子。 「菜種の油煙(墨)ありますか」 「あるけど、今、高いしびっくりしはるよ」 「なんぼです」 「ごっつ高い。5、6万もするんですわ」 「ほなやめときます」 油煙墨を諦める。 「あと、水干送ってもらえますか」 「何をなんぼですか」 「適当にバランスみて、30色くらいで、きつないようなんを」 「見てもらえへんとわからしません」 「ほなまあ、ほどほどで」 「30ゆうけど、箱13からやし、26か39にしとったらどないですか」 「ほしたら39で」 そんなやり取りの末、結局、きちんと、はんなり系の色が揃って到着しました。 適当にゆうて、なんとなくわかるような、わからんような。 京都風。
by hiro-ikegami
| 2009-02-14 18:18
| 画材
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