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2009年 10月 25日
日本イラストレーター協会理事であり、クリエーターである、おじゃらりかさんにお誘いいただき、千住にゆかりの作家の芸術家のイベント、『千住まちかど美術館』に急遽参加させていただくことになりました。
北千住の駅前にある、千住の旧街道周辺の商店のご協力を得て、東京藝術大学の学生さんや卒業生らとともに、街にアートを展開するこの企画。 本日、一足先に、搬入に、おじゃらりかさんの営む、『おじゃら画廊』へ。 今回の展示は、千石での個展の際に描きおろした作品から2点、写生旅行から3年を経て、ようやくついに表現の完成をみた『橋立』と、一般の方にもっとも人気のあった『夜ノキレマ』を、本格的に額装をして出品。 『夜ノキレマ』はとてもいい額をしたので、ホテルか、本格的な喫茶室に嫁に出したい雰囲気です。 『橋立』は、とても、思い入れの強い作品で、数年前に、自己の創作活動と社会生活との折り合いについて悩んでいたころに、梅原猛さんの講演を拝聴する機会を得て、直後に豪雪の天橋立へ年末の写生旅行を決行し、数回の試作を経て、完成した作品です。 冬の日本海の厳しさと、自然の猛々しい重さと、強さと。 その中に流れる、自然の奏でる強烈な音楽と、人間の生命の営みを表現したく思いました。 今回、ようやく、その強さの一端を掴めました。 シンプルな額ですが、われながら、よくおさまったように思います。 額屋の店員さんが「きれい…」といって息を呑んでいたので、なかなか成功したように思います。 画像を掲載したいのですが、出してしまうと、ブログで前に見た、といわれてしまうので、出しません。 本物は是非、現地にてご覧ください。 数日中に、展示場所が決まり次第、また、お伝えしようと思います。 おじゃら画廊では、作品展の搬出の最中。 たくさんの作家さんが集います。 団体展に属していたり、脳性まひを抱えながらドローイングをしている作家さんも。病のことなど感じさせない、美しい作品でいた。 小物やポストカード、本格的な油絵など、展示も多彩で、つい、石ころアートを手にしてお買い上げ。 とても不思議なかわいらしいペイントは、やはり、絵画をなさる女性の方の作品でした。 創作の励みにしています。 ↓ブログランキングへのクリックお願いします。
by hiro-ikegami
| 2009-10-25 23:29
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