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2008年 08月 17日
スケッチに出ると、つい、花や、名所といわれる風景のような、絵の主役になる華やかなものに目を奪われてしまうのですが、合間にふと目をとめる、ありきたりの下草に、美のイデア的な、完成された美しさを見ることがあります。 何の創意もなく、ただ見えるがままに描きました。 自然の持つ造形のリズム、それだけでこんなにも美しく感じるのは、見る側の人間もまた、同じリズムの中で造形された生き物だからでしょうか。 おそらく作品に登場することのないまま終わる、愛すべき草たちが本日の主役です。 下の写真は『芥子園画伝』より模写。 ランキングに参加しています。1クリックお願いします。
by hiro-ikegami
| 2008-08-17 12:45
| スケッチ
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