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2008年 10月 07日
●画柳各法
高き垂柳、宋人は之を多く描く。 点葉の柳は唐人が之を多く描く。 秋柳 趙呉興の『水村図』にあり。 髠柳(かむろやなぎ) 晩秋、早春の景には髠柳を竹籬茅屋の間に描く。乙女の額髪の初めてそろうが如し。その姿は絶世。 春を描くものは、桃の花をそえる可し。 方法は淡墨の大筆で幹を描き、再び墨で浅深描き若いずわえを描くには草の汁(藍+藤黄)で染める。 若し、絹上に描くならば、則ち石緑(緑青の顔料)を裏彩色する。冬及び秋の景色には、わずかに赫石(たいしゃ)を以って緑の間に描きいれる。 創作の励みにしています。ランキングクリックお願いします。
by hiro-ikegami
| 2008-10-07 21:58
| 芥子園画伝
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