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2012年 07月 01日
教室で、よくお問い合わせいただくので、初めに必要な日本画画材一覧を掲載しておきます。
世界堂などの大手画材店、喜屋さん、金開堂さんなど日本画画材専門店で購入されるといいですが、時々、間違ったものを買って来る方もおられるので、参考にしてください。 ●絶対に必要なもの ○スケッチブック F6~F8くらいの大きさがあると便利。 ○鉛筆 三菱のハイユニが、柔らかく、お勧め。私はファーバーカステルを使っています、ステッドラーも硬めでデザイン向きに思いますが、人気があります。 最低4B 2B HB H くらいは揃えましょう。 デッサンをする場合は、さらに、6B、3Hくらいまではあるといいです。 ○練り消しゴム ○顔彩 本画には使いません。写生などに使用します。 お手持ちの透明水彩でもかまいません。 上羽製 他に吉祥、彩雲堂のものがあります。 パレット式 便利です。 ○水入れ ○絵皿 5-6枚は欲しいです。 ○梅皿 あれば便利 ○筆(羊やいたちなど、動物の毛のもの) 目安として… いたち面相・削用 1~2本 彩色筆 中1 大1 隈取筆 中1 大1 平筆 中1 大1 刷毛 1~2本 運筆用筆 長流、山馬、岸派、円山、則妙など 1~2本 教室で京都中里の筆(いたち面相1 彩色筆 中1 大1 平筆 中1 大1 絵刷毛1)初心者向けセット3000円ほどで販売しています。このセットで、小品は描けます。 予算に余裕があれば、隈取筆や運筆・付立筆、刷毛などを買い足していってください。 三吉さんのセットはとてもいいです。高価ですが長く使えます。予算に余裕があれば、是非。 ○胡粉 粉というシールのついた、粉状になったものは便利です。箱入りのものを購入してください。 鳳凰の白壽 金鳳 上羽の白鳳 飛切 などにしてください。 盛り上げ胡粉、花胡粉などは白の絵の具として使うものではなく、用途が違います。 ○墨 松煙墨がお勧めです。 藍が混ざっていないものを探してください。 値段は大きさやブランドによって様々ですが、値段=品質ではありません。 同じもので小さいものですとその分、安くなります。 30年ほど寝かせた墨が使いやすいので、古いものが同じ価格帯で置いてあれば、古い方を購入してください。 ○硯 お手持ちのものでかまいませんが、新たに買うなら、ちいさくていいので端渓硯がお勧め。または、携帯用の小さなもので。 ○水干絵具 彩雲堂のものを御購入ください。教室でも箱入り13色のものを販売しています。 神田得応軒にも取り扱いがあります。 ○膠 三千本が定着力はいいですが、毎日描かないなら、防腐材入りが便利です。 ドーサを引くときには、三千本か、それに準じるものを使ってください。 ○麻紙ボード ●揃えていきたいもの ○岩絵具 種類がたくさんあります。 作品に使う色を少しずつ揃えていくか、はじめに少しだけセットで購入し足していくか、どちらかがいいでしょう。 天然岩絵の具は京都の放光堂さん、東京の喜屋さんがお勧め。 新岩絵の具は、ナカガワ胡粉がつくっていて、色によっては比較的安価です。 セットで買うなら、絵具屋三吉さんのこちらなどがお勧めです。 ↓ランキングに参加しています。クリックお願いします☆
by hiro-ikegami
| 2012-07-01 10:00
| 画材
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