|
2016年 07月 14日
昨日は雨にもかかわらず、大勢の方がいらしてくださいました。
ちょうどお隣のシルクランド画廊様で、多摩美術大学日本画科教授の武田州左先生が個展をしていることもあり、日本画家の方々も多く立ち寄ってくださいました。 武田先生もお立ち寄りくださり、『通り雨』の作品を褒めてくださいました。雲の上の先生でしたので、お話できたことも、作品を面白がってくださったことも、嬉しかったです。 しっとりとした自然の情景を描きたいな、と思い、あやふやなまま描きはじめ、墨と相談しながら筆を進めました。 水溜りに雨を降らせていると、何か芽生えさせたくなりました。観る方の様々な感性で物語が広がるといいな、と思います。 武蔵野美術大学日本画科教授の尾長良範先生もお立ち寄り、墨を褒めていただきました。上京して、先生の斬新な発想の御作品や墨使いが憧れだったので、とても嬉しかったです。 今回の個展は、本当に自然体に自分の描きたい花や墨による抽象など好きに描いたものを集めたのですが、初日に美術評論家の瀧悌三先生がいらしてくださった折に、「普通に花を描く人がいなくなった。墨を使う人もいなくなった。銀座ではもう本当にいない。こういうものも長年の積み重ねが必要なものなので、どんどん描くといいですね」と激励のお言葉をいただきました。 前半3日で100人を越えるお客様にいらしていただきました。皆様お忙しい中、また蒸し暑い中、本当にありがとうございます。 あと3日、頑張ります!
by hiro-ikegami
| 2016-07-14 10:02
| 新着 展覧会出品情報
|
ファン申請 |
||