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2018年 07月 20日
熊本地震で、大きな被害を受けた、熊本県益城町の老舗のお茶農園から、ご依頼を頂き、お茶畑の絵を描きました。 当初、3分割してお茶袋にする予定だったのですが、一面にしたいということで、掛け紙にしていただきました。 下図たち。たくさん描きました。一部です。 画材使用見本。雲母や銀泥、胡粉。 どれがどれかわかりますか? 繊細なお茶の素材の味を追求しておられる方々だからこそ、墨や日本画の画材の美しさにこだわって、ご贔屓にしてくださいました。 最終草稿。 完成図。『茶畑の四季』 絶対入れて!と奥様ご依頼の、お茶畑の妖精。復興のシンボル。熊本の蝶です。 掛け紙になりました。 お茶畑も、ご自宅も大変な被害に遭われた中で、今夏、若いご夫婦で新しくお店をオープンされました。 お茶の富澤様です。 熊本の新茶、ほんとうにおいしいです。お水や氷で出して味わっていただきたいです。 今年の夏のお中元は、富澤様のお茶にすることにしました。 新規オープンでお忙しくされているようですが、皆さま是非、お求めいただき、ご賞味ください。 今年は、自然災害が多く、自分の縁のある地域も、あちこち大変な被害なようで胸が痛みます。子どもたちが小さく、現地に赴いてボランティアができないのが歯がゆいですが、私も、何かできることを少しでもしたいと願っています。
by hiro-ikegami
| 2018-07-20 14:36
| 作品
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