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2008年 08月 16日
昨日、『対決 巨匠たちの日本美術』展に行ってきました。 非常に充実した展覧会でした。 企画も面白く、名品が粒よりに集められていて、満足度の高いものとなっていました。 直接に触れる日本美術の教科書、といった展示内容。 ずっと見たい見たいと思っていた円空、木喰仏や、乾山の名品に出会え素直に感動。 雪舟の国宝作品にも、京都国立博物館の雪舟展以来の再開を果たせました。 本当の名作とは、文句なしに、 「欲しい」 という、暖かい気持ちにさせられるものか、と思います。 レオナルド・ダ・ヴィンチに、 「美は…君を魅了してしまうので、君のあらゆる感覚をして目と一緒にそれを所有したいという気持をおこさせ、目と喧嘩させたくさせるらしい。口は口であるかぎりそれを呑みこみたいらしいし、耳もこの美しさを聞けたらどんなに嬉しかろうとおもうらしい…」 といった、鑑賞に対する言及があります。 今後も続編を期待したいです。 博物館で、あまりにじっくり見ていたので、『コロー』展はまたの機会といたします。 そのまま友人とともに、神田の古書店を巡り、京都大学NFのOBの、東京密会に参加。 美酒に親しみ、少々飲みすぎの感あり。 修行中の身にあるまじき行為ですが、ようやくつかの間の盆休みを楽しみました。 ランキングに参加しています。1クリックお願いします。
by hiro-ikegami
| 2008-08-16 18:48
| 展覧会鑑賞
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