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2008年 09月 17日
昨年末、厳寒の天橋立に行きました。 その際のスケッチと、小下絵(アイデアスケッチ)を少し。 墨と少しの染料(棒絵の具)で描いています。 創作の方向性に悩んでいたときに、哲学者の梅原猛さんの講演と、日本書紀、古事記に導かれていった天橋立は、いずれの写真で見るよりも、スケッチよりも、何よりも、実物の世界のあまりの美しさに心打たれました。 寒さと雪に震えながら、あぁ、日本は美しい国だなぁ…と。 神話も伝説も、作り話であるとは思いますが、神か、自然か…光に照らされた霧中に浮かぶ天橋立は、この世のものとも思えない世界でした。 京都黒谷和紙で、初めての墨絵の習作『天橋立』を、掛け軸に仕立てたのですが、いまだ墨の表現と、自分の描きたいものが一致せず、再度挑戦のため墨を研究する日々です。 ランキングに参加しています。1クリックお願いします。
by hiro-ikegami
| 2008-09-17 23:13
| スケッチ
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