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2010年 04月 02日
有楽町の国際フォーラムで開催中の『アートフェア東京』のVIP券をいただき、オープニングプレビューへ行ってきました☆
会場には、国内のアートマーケットの最先端の情報が凝縮され、とても刺激になりました。 全体としての動向の印象は、色調、内容、ともに明るい作品、軽みのある作品、余白を生かした作品などが現在性を表現しているように思われました。 また、これは展覧会作品にもいえることですが、アートマーケットの世界の価値観の多様性はどこまでも広がり、スーパーリアリズム的なもの、絵本のような空想的なもの、象徴的なものなど、作風はまったくいろいろに変化をとげ、作家の個性が以前にも増して、かなり際立って感じられます。確立された個性的表現のうえに、特に先述の現代性を成功させ、表現の完成度の高いものが目だってよく感じられました。 ところどころの古典作品については、もう少し、展示や内容を工夫したら、その真価を発揮できたのではないか、と思いました。古典作品がとても好きなので、若干新しいエネルギーにあふれた作品に押されているように感じられたのが、もったいなく思いました。陶器などの作品は、絵画に比しても、充実して感じられ、購入したく思う作品が多々ありました。 注目の若手作家が数多く出品され、自分も早くこういう場へ出品したい、という思いを深めました。もうちょっと、営業。研究。創作。頑張ろう。 数々のブースを見ていくと、次々と、先輩、後輩、先生、友人やその作品に出会い、一部、同窓会のような雰囲気に。そういう意味でもとても楽しい時間でした。 その後、会場を出て、そのまま、友人の宮崎出身の作家、小松孝英君と、参議議員議員外山イツキさんと宮崎料理店で食事会。 帰りに寄ったカフェバーで外山さんと。民主の若手議員さん。 ああ、テーブル散らかってますね。 全員なかなか遊んでいられない身なので、つかの間のアソビ時間を楽しみました☆ 御高覧ありがとうございます。 ↓最後にブログランキングへクリックお願いします。 #
by hiro-ikegami
| 2010-04-02 00:57
| 展覧会鑑賞
2010年 03月 28日
東京都文京区の神保町 本と街の案内所で
上京後、東京の街をテーマに創作した『TOKYO SERIES』を展示していただくこととなりました。 本と街の案内所とは… 神田神保町周辺地域は、古書店170店、新刊書店30店、 各種出版社が集中する世界有数の「本の街」です。 本と街の案内所は、この神保町に関する情報を総合的に提供する拠点として、 2007年10月にオープンしました。本探しはもちろん、神保町の奥深い世界を 楽しむためのお手伝いをしています。現在、神田古書店連盟を中心に、 NPO連想出版などの神保町に関係の深い団体が共同で運営しています。 案内所では、65インチ液晶タッチパネルやパソコンを利用して、 神保町散策に便利なWebサイトを自由に閲覧できます(連想出版提供)。 (本と街の案内所公式ブログより) 会期 2010/4/6(火)~5/10(月) 開場時間 11:30〜18:00 日・祝祭日 定休 -新宿新都庁- 8号 会場の広さの都合もあり、点数の少ないミニ展示となりますが、本の街らしく、創作秘話なども掲出したいと思っています。神保町をテーマとして描いた作品も展示します。 観光や情報検索に来られた方など、来場も多い場でありますし、何より、本を愛するわたしにとって、神保町は東京で一番好きな街でもあるので、街の中心に位置する本と町の案内所での展示をとても楽しみに思っています。 神保町の多くの方々にご尽力いただき展示へと至ったこと、この場を借りて厚く御礼申し上げます。 御高覧ありがとうございます。 ↓最後にブログランキングへクリックお願いします。 #
by hiro-ikegami
| 2010-03-28 01:16
| 新着 展覧会出品情報
2010年 03月 26日
友人作家にご招待いただいたので、アートフェア東京2010のオープニングプレビューに行きたいと思います☆
昨年の大阪でのホテルアートフェアも、自由に新しい風を受け、枠や概念にとらわれず、とても楽しかったので、期待しています。 1人、アトリエで創作していると、つい、重厚なもの、本質的な作品、と堅く考えてしまいがちなので、ときどき、モダンでポップな作品に触れると刺激になります。 4/2 11:00~21:30 4/3 11:00~20:00 4/4 10:30~17:00 in東京国際フォーラム 最近は、こつこつと、早朝、深夜問わず、ゴールデンウイークでの奈良、明日香での個展準備と、4/6から一ヶ月半ほど神保町で行われるミニ個展の準備をしています☆場を与えられ、求められ、時間と体力の許す限り、創作し続けられることは幸せです。 創作の励みにしています。 ↓ブログランキングへのクリックお願いします。 #
by hiro-ikegami
| 2010-03-26 20:19
| 展覧会鑑賞
2010年 03月 23日
東京国立博物館で行われていた長谷川等伯展に行ってきました。
長谷川等伯は、とても好きな作家の1人で、日本絵画史上もっとも高い精神の高みに到達した絵師の1人であると捉えています。 京都で一度目にしたことのある作品が多かったですが、前半の仏画はこんなにまとまって出るのをみたのがはじめてでした。充実していました。 楓図は模写室に入って直後、智積院であまりにも感動し、長谷川派と狩野派比較のレポートにした思い出の作品。草木の伸びゆく生命に暗に死をひそませた悲しい作品であると思います。なんということのない、一見、植物を当時最新流行の金箔を使って襖に描いた作品ですが、よく観ると、線にも、構図にも、オーラにも、すべてに悲しみや無常観があふれています。 松林図は以前、等伯の故郷の風景であると聞きました。卓抜した技巧を技巧とは感じさせない、絵師と自然の一体となった胸に迫る名品であると思います。 ほかにも、京都修行時代、収蔵されている方のお宅で必死に写させていただいた作品など、とても懐かしい作品との思いがけない再会などもありました。あのとき、ガラスケースもなしに、写し続けた作品、重要文化財だったんだ…といまさら知りました。 京都での修行時代、他の地域では味わえない貴重な経験を、京都という芸術を育む文化的土壌のなかで、存分にさせていただきました。そのときにはそれが当たり前、と、空気のように感じて吸収し、接して育った、国宝、重要文化財、重要美術品、重要無形文化財、伝統芸能、祭や、行事や、そういうひとつひとつの、身に余る体験を、少しずつでも作品へ、還元昇華させていきたいと思います。 個展の作品創作の合間ですが、つかの間の休息ともなり、また、いい意味で、自分へのプレッシャーともなりました。 創作の励みにしています。 ↓ブログランキングへのクリックお願いします。 #
by hiro-ikegami
| 2010-03-23 20:51
| 展覧会鑑賞
2010年 03月 14日
日本橋三越劇場で3/14まで行われている、ひとり文芸ミュージカル-静-に、神保町のギャラリーで出会った、ミュージカルスタッフの方からご招待いただき、鑑賞して参りました。
日本橋三越は先輩や先生がたの日本画展が多く、よくお邪魔するのですが、劇場へ行くことははじめて。 ご案内いただいた2階席からは、とても美しい場内装飾を、じっくり観ることができ、上演前からうっとり。とても繊細で瀟洒です。 今回は、夏目漱石の心を題材とした日本舞踊やいけばな、能などを取り入れた作品ということもあり、来場されたお客様も、お着物の方が多かったです。皆様とてもこなれた着こなしなのは、踊りの方なのか、お茶のかたなのか…。 漱石の“こころ”は、高校生時代、多感な時期に教科書で学び、とても好きな作品でもありましたが、静の視点から読んでみたことがなかったので、とても清新に感じました。 今回は、直前まで5月の個展の作品づくりで必死だったので、洋服であったのですが、次回は、是非、着物で鑑賞して素敵な半日を過ごしたいと思いました。 そして、また、これから個展の作品づくり、アトリエにこもって必死です☆☆☆ 創作の励みにしています。 ↓ブログランキングへのクリックお願いします。 #
by hiro-ikegami
| 2010-03-14 20:23
| 展覧会鑑賞
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